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木曽岬町

あしあと

    木曽岬町長あいさつ

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    木曽岬町長写真

    皆さま、木曽岬町のホームページをご覧いただきありがとうございます。

    木曽岬町長に就任致しました、三輪一雅です。

    私は、去る4月20日に執行された木曽岬町長選挙において、多くの町民の皆様からご支援を賜り、木曽岬町長の職を拝命することとなりました。そして、5月5日に正式に就任いたしたところでございます。

    今回の選挙を通じて、皆様からのご支援をいただいたことに、あらためまして心より感謝するとともに、町長としての職責の重さを深く痛感しております。この思いを胸に、一層職務に励んでいく所存です。

    そして、私はこの4期16年の間、木曽岬町議会議員として町政に関わってきましたが、この経験を最大限に生かし、町長の立場から新たな視点で次代を創ってまいります。


    明治時代の実業家、五代友厚の残した言葉に、

    「地位か 名誉か 金か、いや、大切なのは目的だ」

    という言葉があります。

    私はこの言葉が好きで、政治の世界に入った時から、常にこの言葉を意識して仕事をしてきました。

    地位や名誉を守ろうとするあまり、本来の目的を見失ったり、たどり着くまでに遠回りをしてしまっては本末転倒です。また、お金も給与を頂いているのですから、それ以上に政治資金などを求める必要性も感じません。

    大切なのは目的です。それは町民の皆さんが安心して暮らしていける町を創り導くことです。

    それが私の政治的な使命、そのものであると言っても過言ではありません。


    さて、このところの木曽岬町は人口減少が著しく、少子高齢化が急速にすすんでいます。16年前でも、その可能性について把握はしていつつも、その対応策は十分に機能してこなかったと言わざるを得ません。

    これは木曽岬町だけの課題ではなく、日本全国、特に小さい自治体で起こっていることで、国の人口自体が減少するなかでは、人口をV字回復することは現実的ではなくなり、それをいかに緩やかにしていくかが、今後の局面になってきたと捉えています。


    今回の選挙において私は、全方位サポート計画と銘打った、大きくは8項目の公約を掲げ、赤ちゃんから高齢者まで、すこしでも町がより良くなる、住みやすくなるような公約を出させて頂きました。

    赤ちゃんのオムツの無償化、防犯対策、外国人と自治会のトラブル対策、自動車解体ヤード問題、木曽岬干拓地の道路や企業誘致、就農支援など、詳細な内容はこの場では割愛いたしますが、これらを実行できたとしても、人口減少を食い止めるのは至難です。それでもそれを少しでも緩やかにし、バランスをとりながら、持続可能な町にしていくことが最重要課題と考えます。

    行政面では、他の自治体と比較するとDX化が遅れていると考えており、これらを一段と前に進めてまいりたい。私は現在59才で、インターネットの黎明期から関わってきましたので、アナログしか使えない方の気持ちも分かりますし、この辺りのバランスを考慮しつつも、デジタルの良い面については今後一層進めて行くべきだと考えています。


    私は、町議会議員の仕事以外では、機械設計の仕事を約40年しておりました。そしてその間、モノづくりの概念を叩き込まれ、無駄を極力排除、時間で言えば0.1秒を短縮するにはどうすべきか、ねじを1つ減らすにはどうするべきかと教えられてきました。

    人間はモノではありませんので、そのまま全てが当てはまると考えていませんが、これまで以上に効率的に業務が進められるよう、私自身も鋭意努めてまいります。そして必要に応じて業務改善ができるところには、積極的に投資もしていきたいと考えています。


    それから木曽岬町のような小さい自治体では、意思決定においては、トップダウン型とボトムアップ型の双方の利点を的確に組み合わせていくことが極めて重要だと考えています。

    トップダウンは、迅速な判断と行動が可能となり、組織全体の統一感と推進力を生み出します。一方、ボトムアップでは、多様な知見や視点を活かすことにより、より実効性の高い施策の立案や現実的な課題解決につながります。これら双方の特性を柔軟に活用することで、実践的な組織運営が可能となります。

    私たちのような小さな自治体においては、限られた人員の中で業務を進める必要があり、柔軟な対応が難しい場面も多々あるかと存じます。そのような中にあっても、皆様のお力添えなくしては、より良いまちづくりを実現することはできません。


    職員の皆様方はもとより、町議会議員の皆様方、そして町民の皆様方のご意見やご提案を積極的にお寄せいただき、課題に向け、共に考えていきたいと考えています。

    今、私たちが直面している課題は、これまで以上に大きく複雑さを増しています。だからこそ、私はここで強くお願いをしたいのです。

    私ひとりでは到底成し得ないことも、皆様と一緒ならば、必ずや実現できます。困難は続くでしょうが、それを乗り越え、未来を切り開いていくためには、皆様お一人おひとりの力が何よりも必要可欠です。


    私たちが共に歩み、支え合うことで、きっと素晴らしい成果を得ることができると信じています。どうか力を合わせて、誇りあるまちづくりに向けて邁進していきましょう。


                             令和7年6月            木曽岬町長 三輪 一雅

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