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木曽岬町

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    町防災センター完成式が挙行されました

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    木曽岬町防災センター完成式典

    テープカット

    平成30年5月20日(日)、町防災センターにおいて、木曽川源緑地区河川防災ステーションと町防災センターの竣工を記念して、完成式典が開催されました。

     国会議員をはじめ、多くの来賓の方々に出席を賜り、木曽岬町の防災力が一層高まったことに対し祝辞をいただきました。

    記念テープカット
    (左から、伊藤好博町議会議長、加藤隆町長、吉川ゆうみ参議院議員、川崎二郎衆議院議員、足立敏之参議院議員、渡辺克己三重県県土整備部長、塚原浩一中部地方整備局長)

    加藤町長の式辞

    式辞

     本日ここに国土交通省木曽川源緑地区河川防災ステーション並びに木曽岬町防災センターの竣工記念式典を挙行するにあたり、一言ご挨拶を申し上げます。
     本日は、衆議院議員 川崎二郎先生、参議院議員 吉川ゆうみ先生、参議院議員 足立敏之先生、前衆議院議員 中川康洋先生、三重県県土整備部長 渡邊克己 様を初め、ご来賓の皆様方には、公務何かとご多忙にも拘らず、ご臨席の栄を賜り厚く御礼申し上げます。
     また、平素は、町政各般にわたり格別のご指導、ご高配を賜り深く感謝申し上げる次第であります。

     木曽岬町は、木曽川河口部の水郷輪中の町として、川の恵みを受けながら発展して参りましたが、同時に水との闘いの歴史が繰り返されてきた全国一の海抜ゼロメートル地帯であります。
     昭和34年に伊勢湾台風に襲われ、輪中の村は一溜まりもなく一瞬にして全村水没し、人口の一割にあたる328名もの尊い命が奪われました。悪夢の夜が明けて目に映ったあの惨状は、生涯忘れることはできません。
     超大型台風や南海トラフ巨大地震と津波の発生が危惧される今日、町内全域に高台の無い海抜ゼロメートルの輪中の町にとっては、高潮堤防と河川防災ステーションや高台の防災拠点施設は、木曽岬町民の悲願であります。念願が叶い、本日、両建設事業の完成式を迎えることが出来ました事は、これ偏に、ご臨席を頂いております、ご来賓の皆様方を初め、直轄事業として多大なご尽力を頂きました国土交通省関係部局の皆様や当施設の建設事業に深いご理解とご協力を賜りました地権者並びに地元地区の方々、全ての皆様方に深く感謝申し上げる次第であります。誠にありがとうございました。

     本日竣工を迎えた河川防災ステーションは、洪水時の水防災や緊急復旧の活動拠点となる施設でありますが、当町においては、洪水と共に高潮や津波対策が急務であり、平成26年度に木曽岬町津波避難施設整備計画を策定し、この河川防災ステーションに高台の避難施設を兼ねた防災センターを建設する事と致しました。
     今年度、南部地区津波避難タワーが完成しますと、木曽岬町は高台の避難施設がこの防災ステーションを含めて十三施設となり、洪水はもちろんの事、高潮や津波災害に対する避難困難者ゼロが達成でき、町民全員が高台へ避難できる事になります。
     更に、木曽岬町は、昨年完成しました複合型庁舎に防災拠点機能が整備されており、この度、河川防災ステーションと高台に防災センターが同時に完成した事により、町民を守る安全安心の基盤が一段と充実いたしました。
     しかしながら、防災・減災対策には、ハード・ソフト両面にわたっての対策が充実していなければ、真に安全安心な対策とは言えません。
     町と致しましても、平素から町民の防災意識を更に高めて頂くように防災の啓発や講演会、あるいは防災訓練や情報発信などソフト対策や学習体験の場として、この施設を積極的に利活用を図って参りたいと存じます。
     また、一方では、各地区の集会やレクリエーション等のコミュニティ活動や町づくりや地域おこし或いは交流イベント等、幅広くご利用いただき、災害に備える施設であると共に、日頃は、子どもから高齢者の方々まで年代を問わず、町民の皆様方に親しんでいただける多目的な施設にして行きたいと考えています。
     その様な趣旨から、オープニングを記念して、本日、「木曽岬町防災フェア」を開催いたしております。式典終了後には、会場をご覧いただくと共に、イベントにもご参加いただければ誠に幸いでございます。
     折しも木曽岬町は、今年、町制施行三十周年を迎え、次なる時代に向かって未来へつなぐ「安全安心の住みよい町」を目指して新たな前進を図って参ります。雄大な木曽川の流れと伊勢湾を眼下に望むこの高台に完成した河川防災ステーションと防災センターが当町の安全・安心の礎となって、木曽岬町の安寧と更なる発展を願うものであります。

     結びに、本日、ご臨席賜りましたご来賓の皆様を初め、両施設の建設事業にご協力、ご尽力を頂きました関係者の皆様方の益々のご健勝、ご活躍を心からお祈り申し上げまして式辞と致します。

     
                                                           平成30年5月20日 
                                                           木曽岬町長 加藤 隆

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